大阪市公式ホームページが第1位 [大阪市]
Webサイトの評価・アドバイス・構築サービスなどを手がけるゴメス・コンサルティング株式会社が行ったWebサイトランキングの自治体部門で、大阪市の公式ホームページが2009年度(調査期間2009年12月1日~2010年3月10日)総合評価第1位に選ばれた。
評価は「サイトの使いやすさ」と「情報の公開度・先進性」の2つから行われた。
大阪市はこの2つの部門両方で1位を独占。
非常に高い評価を得た。
選定理由として、「メニューページなどにみられる、『~をしましょう』や『~が必要です』といった、話しかけるような文言の使用や、文章中の単語をコンテンツページへのリンクとするなど、文言の見やすさ、読みやすさへの配慮が特徴的な自治体サイトです。こうしたリンクや文言への細やかな取り組みは、膨大なテキストで構成される自治体サイトにとって、使いやすさを向上させるための優れた事例といえます。」としている。
大阪市のホームページは、より使いやすいサイトを目指して2009年3月に全面リニューアルを実施。
これ以降、ホームページの運営には徹底的に力を入れている。
従来は、暮らし・観光・市政関連の情報が至る場所に分散しており、目的のページがなかなか見つからないなど、使いにくい自治体の典型的パターンのサイトだった。
全面リニューアルの際に市民向けのページ(暮らしの情報)・事業者向けのページ(ビジネス情報)・イベント観光のページ・市政情報のページに大きく分け、利用者が目的別に速やかに情報が探せるように工夫された。
また、ホームページに関する特別な知識がなくても、ワープロ感覚で簡単にページの作成ができるシステム「CMS」(コンテンツマネージメントシステム)を導入。
各ページ、担当の職員が責任を持って作成し、ホームページ運営を複数の職員で役割分担している。
従来はホームページ作成・運営専門の民間業者に委託していたが、このシステムの導入で不要となり、サイト運営のコストが大幅に削減された。
また、民間業者委託の時はホームページに載せる記事一つを作成・訂正するのに非常に時間を要しており、インターネットの迅速な情報配信というメリットが十分に活かされていなかった。
まず、ホームページに載せる原稿を大阪市職員が作成し、そこから委託業者に送信され、業者が作成作業を行っていた。
システム導入後は、職員が自らページの作成を行うので、ページの作成・訂正がリアルタイムに行うことが可能になった。
事前にページを作成しておいて予約投稿も可能なので、我々が使っているブログと同じような感覚で操作できる。
それぞれの項目の評価内容は、以下の通り。
「サイトの使いやすさ」・・・公共性の高いメディアとして充分なWebアクセシビリティが確保されているか、また、ユーザーを迷わせないナビゲーション設計となっているかなど、自治体サイトのユーザビリティを総合的に評価し、規格準拠と表示スタイル・操作と入力・リンクと代替表示・デザインと言語・情報構造・更新情報・情報検索などが評価基準とされる。
「情報の公開度・先進性」・・・自治体の公式ウェブサイトとして充分な情報提供が行われているか、また、インターネットのメリットを活かした広報コンテンツや行政サービスが提供されているかなど、自治体サイトで提供されるコンテンツを総合的に評価し、ライフイベント関連情報・住民生活関連情報・ビジネス情報・行政情報・観光イベント・オンラインサービス・問合せとFAQなどが評価基準とされる。
自治体Webサイトランキングの調査は、2009年12月1日~2010年3月10日までの内容で実施されており、2010年3月1日時点の全国1778自治体(市区町村)が対象。
ただし、都道府県のサイトは除外されている。
ランキングされる前には予選調査があり、30の項目で評価を行って一定の基準をクリアした170自治体のサイトを選定し、選定されたサイトは本調査(ランキング)に進む。
先述の通り、ランキング調査とWebサイト評価は「サイトの使いやすさ」と「情報の公開度・先進性」の2つから行われる。
しかし、この2つの評価には非常に細かな項目が設定され、両方合わせて全部で239の調査項目がある。
これだけの調査を経て第1位・・・大阪市のホームページは非常に完成度が高いと言えるだろう。
【関連リンク】
■ 公式資料
■ 自治体サイトランキング(ゴメス・コンサルティング株式会社ホームページ内)
■ ゴメス・コンサルティング株式会社
評価は「サイトの使いやすさ」と「情報の公開度・先進性」の2つから行われた。
大阪市はこの2つの部門両方で1位を独占。
非常に高い評価を得た。
選定理由として、「メニューページなどにみられる、『~をしましょう』や『~が必要です』といった、話しかけるような文言の使用や、文章中の単語をコンテンツページへのリンクとするなど、文言の見やすさ、読みやすさへの配慮が特徴的な自治体サイトです。こうしたリンクや文言への細やかな取り組みは、膨大なテキストで構成される自治体サイトにとって、使いやすさを向上させるための優れた事例といえます。」としている。
大阪市のホームページは、より使いやすいサイトを目指して2009年3月に全面リニューアルを実施。
これ以降、ホームページの運営には徹底的に力を入れている。
従来は、暮らし・観光・市政関連の情報が至る場所に分散しており、目的のページがなかなか見つからないなど、使いにくい自治体の典型的パターンのサイトだった。
全面リニューアルの際に市民向けのページ(暮らしの情報)・事業者向けのページ(ビジネス情報)・イベント観光のページ・市政情報のページに大きく分け、利用者が目的別に速やかに情報が探せるように工夫された。
また、ホームページに関する特別な知識がなくても、ワープロ感覚で簡単にページの作成ができるシステム「CMS」(コンテンツマネージメントシステム)を導入。
各ページ、担当の職員が責任を持って作成し、ホームページ運営を複数の職員で役割分担している。
従来はホームページ作成・運営専門の民間業者に委託していたが、このシステムの導入で不要となり、サイト運営のコストが大幅に削減された。
また、民間業者委託の時はホームページに載せる記事一つを作成・訂正するのに非常に時間を要しており、インターネットの迅速な情報配信というメリットが十分に活かされていなかった。
まず、ホームページに載せる原稿を大阪市職員が作成し、そこから委託業者に送信され、業者が作成作業を行っていた。
システム導入後は、職員が自らページの作成を行うので、ページの作成・訂正がリアルタイムに行うことが可能になった。
事前にページを作成しておいて予約投稿も可能なので、我々が使っているブログと同じような感覚で操作できる。
それぞれの項目の評価内容は、以下の通り。
「サイトの使いやすさ」・・・公共性の高いメディアとして充分なWebアクセシビリティが確保されているか、また、ユーザーを迷わせないナビゲーション設計となっているかなど、自治体サイトのユーザビリティを総合的に評価し、規格準拠と表示スタイル・操作と入力・リンクと代替表示・デザインと言語・情報構造・更新情報・情報検索などが評価基準とされる。
「情報の公開度・先進性」・・・自治体の公式ウェブサイトとして充分な情報提供が行われているか、また、インターネットのメリットを活かした広報コンテンツや行政サービスが提供されているかなど、自治体サイトで提供されるコンテンツを総合的に評価し、ライフイベント関連情報・住民生活関連情報・ビジネス情報・行政情報・観光イベント・オンラインサービス・問合せとFAQなどが評価基準とされる。
自治体Webサイトランキングの調査は、2009年12月1日~2010年3月10日までの内容で実施されており、2010年3月1日時点の全国1778自治体(市区町村)が対象。
ただし、都道府県のサイトは除外されている。
ランキングされる前には予選調査があり、30の項目で評価を行って一定の基準をクリアした170自治体のサイトを選定し、選定されたサイトは本調査(ランキング)に進む。
先述の通り、ランキング調査とWebサイト評価は「サイトの使いやすさ」と「情報の公開度・先進性」の2つから行われる。
しかし、この2つの評価には非常に細かな項目が設定され、両方合わせて全部で239の調査項目がある。
これだけの調査を経て第1位・・・大阪市のホームページは非常に完成度が高いと言えるだろう。
【関連リンク】
■ 公式資料
■ 自治体サイトランキング(ゴメス・コンサルティング株式会社ホームページ内)
■ ゴメス・コンサルティング株式会社
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